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中央オーストラリア
CENTRAL AUSTRALIA



夜明け前のアリス・スプリングスAlice Springsからランドクルーザーに乗り込み、総勢10人は南へ向かう。社長兼ガイドのDonが自己紹介を始め、二泊三日のアウトバック・ツアーはスタートした。エアーズロックAyers Rock、マウント・オルガMt.Olga、キングスキャニオンKings Canyonの主要ポイントでのウォーキングとブッシュキャンピングを核としたこの小規模ツアーは、今回の豪州旅行中、最もハードかつ最も充実した楽しいイベントとなった。
スワッグ(野天睡眠用の大型寝袋)の中から南半球の夜空を見上げれば、今まで見たこともないくらい美しい天の川。寝てしまうのがもったいなくて、昼間の歩きでくたくたに疲れていたのも忘れ、ずっと上を向いてたばこを吸っていた。

(右)キングスキャニオン。写真の為のポーズで寝転んでいるように見えるが、その先は断崖絶壁なので危なくて立ってられないのである。



ブッシュ・キャンプでのSUNSET(左。ちょっと写真のタイミングが遅すぎた) と 一夜明けたSUNRISE(右)





中央オーストラリアのハイライトと言えば、やっぱりウルルーUluru、英名エアーズ・ロック Ayers Rockである。最初はみんな行くから俺も一回行っとこ、みたいなノリやったけど、実際行ってみると、それはほんに不思議な引力を帯びつつ地上に出現した、巨大な「神のようなもの」であった。太古からアボリジニの聖地として崇められてきたというのも一目見て納得した。こんな神聖な岩にバチ当たりにもアタックをかけ、苦闘一時間、岩頂へ到達成功。Uluruは地上から348m(海抜867m)、ただしこれは地表に顕われている部分だけであり、さらに地中に数キロ埋まっているらしい。




(左)Uluru頂上からの眺め。中央オーストラリアの乾燥した大地が一望出来る
(右)Uluru近景





Uluru登岩は最初の3分の1(左の写真のあたり)が一番しんどい。落ちて死ぬ人も時々いるとか(足を滑らせてというよりもほとんどは心臓発作とか熱射病になって落ちる)





Katatjuta(英名マウント・オルガMt.Olga)。30個以上の岩でできている。ここでかくれんぼをしたら楽しそうだけど、多分何人かは道に迷ってミイラになってしまうだろう。





一番右はガイドのDON。元ルールズの選手で、夜道で出会ったらビビってしまいそうな体格とワイルド形相だが、多くのオージーと同じくフレンドリーで、すごい博識でもあった。
赤いシャツのペドロは日本に合気道と柔道を習いに来ると言ってたけど、ほんとに来るんかなあ。



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