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5月11日 フランス Lyon / ヤオキチ邸)

ヤオキチ宅で休養日。買い物、Web更新。
 夜はフランス魚貝の寄せ鍋で宴会だ。
魚屋でよくわからない太長い魚(皮が剥いてある)を10センチぐらい切ってもらい、あとよくわからない巻貝も一緒に買って帰り具にした。白菜やもやしなどのアジア的食材はスーパーには売ってないので、中華商店に買いに行く。
フランス語猛勉中、には見えないが・・・

よくわからない魚も貝も大正解で、さかなはタラに似ているがもう少し油が多い感じ、巻貝は中身がつまっていて味はサザエに似ている。


5月12日 フランス Lyon / ヤオキチ邸)

居心地がいいのでもう一泊。
 洗濯、今後のスケジュール検討、PC環境整備。
 夜は俺がメシを作った。メニューはスペインでのキャンプ中に開発したラーメン風スープスパゲティだ。
鍋にネギ、ニンニク、ミンチ(鶏豚合わせがベスト)を入れ多めのバターで軽く炒めた後、そのまま水と鶏がらブイヨン、中華味粉末、しょうゆ少々を注ぎ込みしばらく煮る。スパゲティは別の鍋で茹でるが邪魔くさかったら頃合を見てスープの鍋に直接入れて茹でてもよろしい。あとは適当に塩コショウで味を整える。なかなかいけるので読んだ人は一度お試しあれ。

昨日も今日も、走らない日はなぜか天気がいい。



 
ばいばい、またね
5月13日 フランス Lyon / ヤオキチ邸

なぜかさらにもう一泊。
 だらだらするのも気持ちがいいものだが、あまり長居しすぎるとほんとうに動きたくなくなってしまいそうなので明日は出発したい。彼女たちも15日からカンヌ映画祭を見に行くそうだ。1週間ほども滞在するそうだが学校の方は大丈夫なん?

今日は彼女らが南仏名物のなんとかという野菜のオリーブオイル煮を作ってくれたが、以外に脂っこくなくてうまかった。






5月14日 スイス /キャンプ場 (12.2Sfr)

キャンプ場近くにて
世話になったヤオキチ邸を出てスイスに向かう。リヨンからジュネーブまで約150km、半分程は高速を使い(というより自然に入ってしまい)あと半分ぐらいは下の道で行く。高速道路と言っても日本よりはかなり安い。今日は70kmで20フランだから間違って入ってしまってもそんなに悔やむ事はない。それに大きい都市を離れる時、次の目的地への道が見つかりにくい事が結構あるので、そういう時には市街を脱出するまで高速を使うというのも時間節約には有効な手段となる。

そうこうしてる間にスイスとの国境に到着。フランス側のイミグレーションでカルネ(車、バイクの免税のための書類)にスタンプを押してもらってからスイス入国。そして国境から10kmも走れば国際都市ジュネーブにたどり着く。有名なレマン湖の大噴水を見てさらに湖の南岸を東に向かって走ると知らぬ間にまたフランス領に入っていた。このあたりは国境が複雑に交錯しているがパスポートコントロールなどないしジュネーブはフランス語圏だからほとんど国境を意識することはない。ミネラルウォーターで有名なEvianも通ったよ。そしてレマン湖の東端に達するころ赤字に白十字の旗が現れ再びスイス領へ。

地図で見る限りローヌ川の上流に向かって走っている(方角は南)。眼前にはモンブランはじめアルプスの剣呑な山々がそそり立っている。ただ今走っている場所は標高500mぐらいなのでかなりあたたかく、路傍の電子温度計は夕方で31度と表示していた。適当な時間でキャンプ場を見つけ落ち着く。日曜日でスーパー、商店は足並み揃えて休みなので(揃えるなっちゅうに!)、手持ちのコメとツナ缶を一緒に炊き込んで食ってみたら以外に旨かった。



5月15日 スイス /キャンプ場

シャモニへ向かう途中の茶屋にて
キャンプ場から50kmほど南の方角にあるシャモニーChamonixへ向かう。ここはヨーロッパ最高峰のモンブランが近くで見える。この道中は言い表せないほど美しい景色の連続で、何回も道路脇にバイクを停めて見入ってしまうほどだった。スイスは美しい!みんなそう言うけどそれは本当だった。針葉樹と草原の鮮やかな緑、真っ白な万年雪、そして真っ青な空のコントラストがどの方角を見やっても目に入ってきてすんばらしい。と感動している間にまたまたフランス領に入ってしまった。モンブランはフランスだもんな。

あと景色もそうだけど、街並みのきれいさや、道にゴミが落ちてないこともスイスをより美しいものにしている。町や村ごとにきれいに家の色や形が統一され、一つひとつのコミュニティがとても個性的な存在として周囲の自然と共存している(ちょとへんな表現?)。もしこれらの村に一人のあまのじゃくがいて、周囲と全然かけはなれたモダンな鉄筋ビルを建てたとしたら、その個人の個性は表現できたとしても村としての個性は失われてしまうだろう。何を書いてるのかよくわからなくなってきたけど、美しい自然と素敵な村々を通り過ぎながら、スイス人の公共性の高さを感じたってこと。

ちょうどアルプスの北麓を東に走ってることになるのかな、国道9号をMartignyからBrigへ向かって進んでいると、国は変わらないのだが今度は店の看板や交通標識の言葉がフランス語からドイツ語に変わった。国境を越えるよりも言葉が変わった方が違う地域に来たんだという実感が湧くね。人々の顔つきもちょっとドイツ風にきりりと引き締まってきたような気がする。

本当はGrimsel峠を越えてリヒテンシュタインに近づきたかったのだが、道が行き止まりになっているので聞いてみたら道は雪で閉鎖だそうだ。閉鎖!そういえば、手前の道路の表示で10ヶ所ぐらい地名が書いてあってclosedとかなんとか書いてあったのを見たけどてっきり駐車場かスキー場のことと思っていた。まさか道路の通行状況だとは・・・ これを越えてリヒテンシュタインへ入るには大迂回するか、もしくは電車にバイクを載せて雪深い地域を通り過ぎないといけないらしい。とりあえず今夜は峠の手前のキャンプ場に泊まることにしよう。



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