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4月21日 スペイン Granada / Hostal Granada Londa(2,800Pts)

パエリアはうまい店とまずい店が極端だ。
これは極端にまずかった部類
 昨日3件行ったインターネットカフェのうち、一番フレンドリーだった店に行き、事情を説明してウイルス駆除を手伝って欲しいと頼み込む。ここの店長はペルー出身で、小さい頃両親とともにスペインに渡ってきたそうだ。俺の話を聞くと、「あんまり詳しくはありませんが手伝いましょう」と気持ちよく引き受けてくれ、PCをいじり始めたのだが、彼の言う事にうそはなくて本当にあまり知らなさそうだ。なんどもPCをダウンさせて、なおかつハードディスクが回っている途中にも電源を切ろうとするから冷や冷やもんだ。おまけにこっちが真剣に画面を見ているのに、横から「日本の新幹線は最高デスネ」とか「日本人はフジモリ大統領をどう評価しているのか」とか全然関係のない事を話し掛けてくるのでどうも集中できない。結局一時間ほどいろいろといじくってくれた挙句、やっとあきらめてくれた。そしてこの店の本店を紹介してくれて、「そこにはもっと詳しい人がいるからそこでやってみてください。ワタシが電話しときます」と言ってくれた。ありがたい事だが、できれば最初からそうしてもらいたかったよ。

 そして紹介してくれた本店で本格的にウイルス駆除に取り組む。この店長も同じくいい人で、知りあいのさらに詳しそうな人を呼んでくれて、彼の持ってきたディスクでスキャンを試みた。そして何度かの試行の末(キーボードの配列が日本とスペインのPCでは違うので、なかなか思った風に文字が打てないのだ)、ついにスキャンが始まった!総勢4人の表情に安堵の色が。 「これでもう大丈夫。おれも前にこのディスクでウイルス退治をしたから問題ないよ」といって助っ人の二人はスキャン途中で帰ってしまった。

俺はもう、てっきりこれでウイルス駆除できたと思ってゆったりとタバコを吸いながらスキャンと駆除が終わるのを待っていた。そしてスキャンが終わり画面を見てみると、まだブートに残っているではないか!うそぉと思いもう一度スキャンにかけてみたが結果は同じ事。結局まる一日かけて10回以上システムダウンさせただけに終わってしまった。今日は本当にくたくたになったぜ。





4月22日 スペイン Granada / Hostal Granada Londa(2,800Pts)

こんなのが毎夜毎夜ねりあるく
 昨日インターネットカフェのあんちゃんに教えてもらってパソコンショップ"JUMP"へ足を運ぶ。イースター中なのに開いてた!と小躍りしたのもつかの間、店員は俺の身振りを交えての必死の説明も良く聞かず、流暢なスペイン語でこういった(と思う)
「あなたの持っている駆除ソフトの最新データをダウンロードしたらどうですか?いえいえうちではできません、どうぞご自分のホテルでやって下さい」
それができないから頼んでんじゃないか、ボケ! と思いながらさらに頼み込むが相手はいかにも迷惑そうな態度を見せ始めた。ここでもあきらめだ。

ここグラナダでは、現在イースター真っ盛り。それにしてもスペイン人はどうして一週間も騒ぎっぱなしでいられるのか不思議だ。 毎夜毎夜、KKK団みたいな頭巾をかぶった行列が町を練り歩き、見る方も、飽きもせず 毎日大混雑。これだけ祝ってもらえればジイザスもまんざらでもないだろう。 これはあくまで見かけだけだが、スペインの宗教関係の装飾は、フランスなどよりも もっと東洋的な感じがする。教会の香のかおりや、イイスタアの御神輿などは、 なんとなく親近感をもってしまう。  




4月23日 スペイン Granada / ***Hotel Universal (7,500Pts)

実は今日一度はグラナダを発ち、200キロちょっと西のセビーリャへ向かった。しかし60キロほど走った時点で大事な事に気が付いた。パスポートをホステルに預けたままだったのだ。ここは戻るしかあるまい。ロスもさほどでもないし、今日は元々たくさん走る予定ではなかったから、たいしてイライラもせず来た道を引き返した。そして引き返しているうちにだんだん気持ちが変わってきた。「これはひょっとして西に進むなという暗示なのではないか。」 

ここ数日というもの、西へ進むことが何かしらの理由により遅らされている。アンドレアスと巡りあって一週間もキャンプを張ったのもそうだし、パソコンにウイルスが入って足止めを食ったのもそうだ。そして今回も・・・ 
俺は信心深い方ではないが、これだけいろんな事が重なると何かが俺を引き止めているような気がするものだ。ここは流れに任せてもう一泊だ、ということでグラナダ5泊目。ただ今日はアンチウイルスソフトの最新情報もダウンロードしたかったし、部屋に電話があるちょっと高級なホテルへチェックインした。といっても5千円弱だけどね。

PCは何度かダウンしながらも何とかMcAfeeの最新データのダウンロードに成功。たまっていたメールも一緒にダウンロードしたので、2時間近くもかかり、電話代がホテル代と同じくらいになってしまった。しかしその割にはダウンロードしたのは意味がなかった。ロード後さっそくスキャンしてみたがウイルスは残ったまま。俺のMcAfeeアンチウイルスソフトはプリインストール版なので、ウイルスの情報はダウンロードできるが、なんと駆除するためのプログラムはダウンロードできなかったのだ。何のためのアンチウイルスソフトだと憤慨してみても始まらない。これでショップに行って新たにソフトを買う必要がでてきた




4月24日 スペイン Madrid / Hostal Los Arcos (3,000Pts)

もうグラナダでは埒があかないと思い、一気に北上して首都マドリッドに行く事を決意。実は今日の朝までは、旅程上先にポルトガルに行って、旅しながら直せる所で直そうと思っていたのだが、この件でいろんな人が心配してくれてメールやBBSで情報をくれ、今朝も確認したら何通かもらっていた。駆除に失敗してPCが壊れたら自分のを送ってくれるという友達までいてすごく嬉しかった。そういう心配してくれる人たちのためにも駆除が先決だと考えたのだ。

首都ならなんとかなるだろう。午後から430キロ一気に走って日没頃マドリッドに到着。暗くなってきたので宿探しにあまり時間をかけられないから安宿が集中しているエリアへバイクを乗り入れ、適当にあたりをつけてアプローチしたら3軒目で空部屋を見つけチェックイン。





4月25日 スペイン Madrid / Hostal Los Arcos (3,000Pts)

3軒の安宿が一つの建物に入っている
本日ようやくウイルスを撃退。ホスタルのおやじに教えてもらったFNACというでかいビルの、コンピュータ売場の修理コーナーみたいなところでいとも簡単に駆除してくれた。おまけにWindows98の起動ディスクまでくれてお金は受取らない。それではあまりにも悪いので今後の予防のためにもアンチウイルスソフトを買おうとしたのだが、あいにくスペイン語バージョンばっかりで(あたりまえだが)英語版さえないので何も買えない。しかたがないので心をこめて手を握り感謝の気持ちを表したが伝わったかな?
結果的にマドリードに来たのは正解だった。

ウイルスが撃退されたのとほぼ同時に、今度はフロッピーディスクドライブが壊れているのを発見。入口のところの可動カバーが奥に入り込んでしまって出てこない。トラブルはどこまでも続くようだがこちらの方はさほど深刻ではない。今回のウイルス騒動でもう懲りたので、プロテクションをしっかりしない間は当分フロッピーを使わないだろうから、来月寄るドイツのシャープできっちり直そう。




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