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4月11日 スペイン バルセロナ・Pension Mari-Luz (1900Pts)

ご存知カサ・ミラ
今日は朝から観光してやろうと思ってたんだけど、3日続きの雨で歩き回る気がしない。そこで方針を変更して、Myパソコンを持参してインターネットカフェへ出勤することにした。今回の旅行では初めて行く。そしてカフェでページを更新するのは生まれて初めてだ。しかしカフェのネットワークにはうまくつながらず、無理言って店の応対用のアナログ回線を借りて無事接続。それにしてもここのスタッフのあんちゃん、俺のパソコンがLANに入れないものだから、ムキになって一時間ぐらいろいろ試してくれた。あんまり触られすぎて元に戻せなくなっても困るので、こっちはもういいと言ってるのに、彼のプライドが許さなかったのだろう。「そんなはずはない、できるはずだ。同じことを以前もやった」と。でも結局ダメだった。あんちゃんは自分の事のように残念がってたよ。
使用料は一時間850Pts。俺がアナログでつないだ時間も一時間だったのだが、いろいろ無理言った上、店のサーバを使わず他のところへ電話をかけたので、悪い気がして1000pts支払った。

 カフェを出て少し経った頃から雨が上がりはじめ、ようやく観光できる。ピカソ美術館、サグラダファミリア聖堂、カサミラ、グエル公園と一通り見て回る。



4月12日 スペイン Culuerra・キャンプ場 (1150pts)

バルセロナーバレンシア間の国道脇にて
バルセロナを経ち、地中海に沿ってさらに南へ。今日はひたすら走ったな。バレンシアで泊まろうと思っていたのだが、後10kmほどのところでドイツ人ライダーと出会い、ガソリンスタンドで話し合っているうちに意気投合、そのまま一緒にキャンプすることとなった。バレンシアをさらに数10km南へ行ったところのキャンプ場についたのはすでに夜9時半過ぎであった。

そろそろキャンプもと思っていたのだが、ヨーロッパのキャンプ事情が良くわからなかったので、ちょうど良かった。料金は約1200ペセタ。日本のキャンプ場と比べて施設が整っている。シャワー、トイレ、炊事場、洗濯機はもちろん、サイトのあちこちに電源があり、非常に便利だ。キャンピングカーで来る人が多いのでそうなっているのだろう。レセプションでビールとかパンも売っている。

バルセロナの渋滞に引っかかり、二人ともかなり疲れていたので、荷を下ろしてテントを張ったあと、ポテチとビールで腹を膨らませてそのまま寝る。もう夜一時だ。思えば今日は400km以上走ってしまった。高速道路の走行を除けば今までの最長不倒だ(ヨーロッパの主要道はほとんど高速道路みたいなもんだけど)。
キャンプ場ではなかなかパソコンに向かう気にならず、これも実は14日に書いているのだが、実際書き始めると、なかなかオツなもんだよ。ここはテントの中、虫の声が近くに、そして遠くでは地中海の波音が聞こえる。


4月13日 スペイン Mazarron・キャンプ場 (830pts)

ドイツ人ライダーアンドレアス君
 バルセロナから南の地中海沿いにはキャンプ場がいっぱいある。今日はCARUTAGENAというやや大きな町から少し西のMazarronというやや小さな町の、海に面したキャンプ場に落ち着いた。今日は昨日よりもやや少なめの走行だが、それでも300kmを越えてきた。海岸沿いを走るのは風が強くて倍疲れる。横風はふらつくし、向かい風は250ccのバイクではかなりきつい。彼のバイクは660ccなのでついていくのに一苦労だ。

 途中少し内陸のPegoという町へ入り、そこから30分ほど山へ分け入った。そこでランチ。今日は、というか今日もバゲットに缶サーディン。これはホントにベストマッチだ。毎日食べていても飽きないし安い。おいしい。

 去年オーストラリアへ行った時も、それから京都の安宿にいた時も、なぜかドイツ人とは馬が合う。日本人と似てるところがあるのかな?すごく信用できる感じがするんだな。ちなみにドイツでは今テレビで「たけし城」をやってて、かなり人気があるらしい。彼に「映画のタケシ・キタノとたけし城のたけしは同一人物だ」と言ったら、死ぬほどびっくりしてた。多くのドイツ人が別人だと思っているらしい。


4月14日 スペイン Mazarron・キャンプ場 (830pts)

自分の走っている姿をはじめてみた
荷物をキャンプ場に置いてオフロードへ。彼はヨーロッパのオフロード地図みたいなのを持っており、それをもとに探索開始。20kmほど走って見つけたダートは、日本の林道とは全く違う風景の中にあった。右手には岩の山、左手には遠く地中海、そして走っている道は幅広く轍もあまりなく走りやすい。たった10kmほどのダートだったが、それでも満足

 それにしてもヨーロッパにはダート道は少ないというのは事実のようで、彼が持っていた本も、たいそうな装丁の割には中身は今日走ったような短いダートが何本か書いてあるだけ。単純にダートだけ走るなら、日本の方が何倍も楽しめそうだ。

 キャンプ場へ帰って、メシを作って食って(トマトソーススパゲティwithソーセージ+ピーマン,ツナ缶としシェル缶のサンドイッチ)。ドイツ人の彼はやっぱりビールが大好きで、500mlのサンミゲルを4本空けてたぞ。俺はサンミゲル二本を赤ワイン一本だ。体を動かしているとアルコールも吸収が早いようで、トイレに経つ度に足がふらついて面白い。飲み、かつ馬鹿話で笑い転げ、夜12時にもなったらバタンキューだ(懐かしい表現だ)



4月15日 スペイン San Jose・キャンプ場 (1700pts)

夜九時を過ぎてもまだ少し明るい
 今日はもう少し南へ。アルメニアから数十キロのサンホセビーチのキャンプ場へなだれ込む。このホームページの更新もたまってきたのでそれそろホテルかユースでまとめ書きしないといけないのだが、彼と一緒だとダートが走れるし、かつ気が合う。ここは現実の旅優先で行こう。

 移動途中に通った道の素晴らしかったこと。一面赤茶色の山々に抜けるような青空、そしてその山をいくつか越えると突然紺碧の海が眼前に飛びだしてきた。まさにざ・めでたれにあんだ。ため息がでるほど美しい色のコントラストで、止まって写真を撮りたかったが彼がどんどん前へ進むので止まれない。こういう時に複数の旅は不便だな。

スペインはシエスタが徹底していて、スーパーマーケットも昼の買い時を逸したら、5時とか5時半まで待たないといけない。そして夕方のオープン前には、地元の客がスーパー前にどんどん集まってくる。この店は五時に開くと書いてあるが、20分待っても開かない。それでも人々は立ち話なんかをしながら機嫌よく待っている。ほんと、スペインはおおらかな国だ。予定時刻から30分近く経った頃、ようやくおばさんが店の鍵をもって現れた。この国でコンビニなんか営業したら売れまくるんじゃなかろうか?それとも地元の不買運動に遭うか?




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