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4月1日 フランス リヨン・Hotel Vichy (165Fr)

ニエミちゃん1才と陽気なおかあさん生徒
今日と明日はバイクはお休み。昨日飯を食わせてもらった友達のヤオキチの通っている語学学校の遠足に参加。ブルゴーニュ地方へのワイン工場見学+試飲ツアーだ。フランス語を勉強しにやってくる各国の学生と一緒のバスツアーもオツなもんだ。なかには子連れのお母さん(写真)とかもいてなかなか賑やかな顔ぶれである。ツアーのガイドは当然フランス語。英語しかできない俺にはつらいが、なんといっても語学学校の課外授業みたいなもんだから仕方がない。

ツアーの顔ぶれで目についたのは中国人。このがっこうでは日本人より多数派らしく、なかには八割方中国人のクラスもあるらしい。やたらと写真好きの彼らはガイドの説明もそこそこに、そのへんのきれいな景色をバックにお互いポーズをとりあって写真をとりまくっていたが、最後にその中の一人がどこかに財布を忘れて大騒ぎしていた。

かく言う俺もワイン工場の食堂に水筒を忘れた。バスが今まさに出発しようという時に気づき世話役のおばはんに「取りに行くからちょっと待っててくれ」といったのだが、おばはんは水筒とペットボトルを勘違いしているらしく、「なんでそんなもんをわざわざ取りにもどる必要があるの?」という顔でもう出発するからだめという。ともだちも交えて説明するが結局わかってもらえずバスは出発してしまった。これで旅行10日あまりにしてすでに遺失物が二つだ(数日前にもシステム手帳を公衆電話に置き忘れた)。水筒自体を亡くした事よりも、このペースでモノをなくしていったら数ヶ月後には身の回りになんにもなくなっているのではという気持ちで一瞬ブルーになってしまった。

といっても始まらないので水筒の方は後日友達に問い合わせてもらうことにしよう。遠足から帰ってきた後、気を取り直して一緒に遠足に来ていたキリカちゃん家でワイン工場で買ったワインを空け、飯を食って楽しくすごした。


4月2日 フランス リヨン・Hotel Residence (330Fr)

リヨン旧市街を散歩
今日は一日リヨン観光。旧市街を中心にヤオ吉に案内してもらう。天気は昨日とはうって変わって晴天で、気温もだいぶ上がってきた。昼過ぎから5時ごろまでぶらぶらほっつき歩き、最後に今日泊まるホテルを探してチェックイン。

 ここ何日かネットにアクセスできなかった。泊まったホテルに電話がなかったり、あっても壊れてたりしたからだ。またフランスではパリ以外の町でインターネットカフェみたいなものは非常に探しにくいらしい。インターネットに関してはまだまだ遅れているようだ。だから今日はホテル探しのときも部屋を見せてもらい、電話から線を外してパソコンにつなげるかどうかをいちいち確認した。
 するとこういう条件を満たすところは安いホテルではあまりない。安ホテルでは電話はあっても据付式で線が外せない場合が多く、カプラーやミノムシを持ってきてない俺にはお手上げだ。だから確実にネット接続したいときはすこし高めのホテルに泊まるしかないかも。感覚的には300フラン、三ツ星以上のホテルを言うところか?今日泊まっている宿もそのクラスのホテルで、モジュラージャックのところはフランス式、電話のところで日本のRJ-11タイプになっており接続には全く問題なかった。

夜はリヨン名物のモツ煮込み料理でしめた。

4月3日 フランス リヨン・Hotel du Dauphine (165Fr)

リヨン旧市街の教会。ライトアップされて美しいでしょ
本当は今日リヨンを出るつもりだったんだけどねえ、昨晩遅くからこのホームページの整理やらメールの返信やらを書いてたら明け方になってしまってねえ、それでもがんばって8時に起きたんだけど、チェックアウトして、バイクを置かせてもらっているやお吉の寮まで歩いたら急に出発する気がしなくなって、そのまま彼女が学校に行ってるあいだ部屋で寝かせてもらった。

さて午後から出発するか、とも思ったんだが、体が少々疲れているとも感じていたので、余裕をもってリヨンにもう一泊することにした。思えば日本を発って約2週間、ばたばたしっぱなしで、かつ久々にバイクに乗り、初めてのヨーロッパをはじめての海外ツーリングしてるんだ、疲れが出ない訳がない。

だから今日は観光もせず、今はホテルでゆっくりしている。出費もオーバーペース気味なので、今日はスーパーでビールと鶏の足、それとパン屋でバゲットを買ってきた。それを食いながら、今この稿を書いている。窓のそとでは酔っ払ったフランスの親父が遠吠えのような叫び声をあげながら歩いている。




4月4日 フランス アビニョン・Hotel Central (190fr)

かの有名なアビニョン橋、ではありません
今日こそ出発だ。バイクの点検、荷造りのあと、国道7号線をひたすら南下、Avignonまで来た。午前中雨に降られ、さらにまた犬グソを踏んで最悪の気分だったが、昼下がりごろから天気が良くなってきた。ほとんど走っただけの日でそれほど書くこともないが、泊まったホテルはなかなか良い。二つ星で190フラン(約3200円)で部屋もツイン、トイレ、バスタブ、テレビ付きだ。バイクも裏庭に置かせてもらえて安心。そして電話はネット接続できるタイプで言う事なし。

この手の少し高級なホテルには、風呂場にビデがついている事が多い。このビデ、男には何の用もないと思いきや、実は意外な使い道がある。それは洗濯。手揉み洗いにちょうどよいぐらいの深さと広さがあり、下着やシャツをまとめて洗える。そして一通り絞った後は、ツインのベッドの使わない方のシーツを拝借して水切りに使えば次の朝にはきっちり乾く。旅人のあなたもぜひお試しあれ。そんなの旅の常識!という声が聞こえてきそうだ・・・


4月5日 フランス アビニョン・Hotel Central (190fr)

Palais des Papesにて。抜けるような空だった
またまたバイクを置いて一日アビニョン観光。すごく天気がよく、南仏の光を存分に浴びた。やっぱり暖かいのが一番だ。昔法王が住んでた宮殿やアビニョン橋などを歩いて回る。
宮殿には案内用の音声ガイドが全部で7カ国語揃えてあって、入場料55フラン払えば貸してくれる。その中に日本語もあり非常に便利。やっぱりなんにもわからずに見学するより説明があった方が断然面白い。ただこの音声ガイド、携帯電話のような形状をしており、宮殿内に入ると、みんながみんな耳に当てて聞いているのでちょっと異様な光景だったな。

アビニョンの市内は城壁に囲まれており、主な観光地は城壁内に集まっている。半日程歩いたらだいたい見れたので、後はホテル周辺でゆっくりしたり(最近ゆっくりしてることが多いが、旅も疲れるんですわ)、部屋でうたた寝したり。



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